今後のITトレンドの方向性は?
IT業界は、情報も流行りも移り変わりが激しいです。そのため、技術も情報も自分で最新のものを得るために、常にアンテナを張っていなければなりません。
そんなIT業界の、今後5年のトレンドは一体どんなものなのでしょうか。
ガートナーリサーチバイスプレジデント兼ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏によると、将来的には市場の統合がなされ、IT企業の上位100社中20%が市場から姿を消し、ビッグデータ需要で雇用機会は大幅に増加するが、採用数はあまり増えない、とのことでした。
ビッグデータの解析には技術よりも解釈が必要になります。今までのIT業界ではあまり必要とされていなかった能力なので、適正をもった人材を探すのは苦労する、ということに警鐘を鳴らしています。
さらにスティーブ・プレンティス氏は、あらゆるものがインターネットと繋がるであろうと予想しています。
電車やバスの待ち時間は、今でも電光掲示板に表示されていますが、今後はさらに車の渋滞情報、デパートやお店の行列の程度、どのくらい待つのか、人数など日常の細かいところまでIT化が進み、表示されるとのことです。
確かに現時点でも私たちの日常にはIT技術が浸透してきています。スマートフォンではどこでも情報を得ることができ、また発信も出来ます。待ち時間などの「時間の見える化」は合理的に暮らす上でとても便利なものだと思います。
IT技術は導入を面倒だと感じる人も多いですが、使いこなせればこれほど武器になるものはないです。
トレンドを追いかけるのは大変ですが、それだけ時代の最先端を走っているということなので、自分自身も楽しみながら追いかけることが出来るのではないでしょうか。